むかし、学生の頃に通っていた空手道場で、早く組手をやりたくて、基本稽古を適当にやっていました。
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しかし、基本がちゃんと堂に入っていないと、体の動きがぎこちなくなり、上達できにくいということに気づき、結局は真面目にやるようになりました。
仕事にしても、私生活にしても、簡単なこともできないのに、難しいことをやっても、ぎこちない・・・てことになるんじゃないでしょうか。
やはり、挨拶もできない人が、コミュニーケ―ション能力が高いはずないですし、仕事でも簡単な事務仕事もできない人では、よほど飛びぬけたものがないと次に進めません。
空手で上手い人もそうでしたが、仕事ができる人などは基礎の部分がしっかりできている人が多いですね。
遠回りのように見えても、目の前にある簡単なことを完璧にこなしてこそ難しいことがスムーズにできるようになる、という格言でした。
簡単なことを完璧にできる人だけが
難しいことが容易くできるようになるのだ
フリードリヒ・フォン・シラー(ドイツの詩人)
ちなみに
フリードリヒ・フォン・シラーは、ドイツの詩人で、ゲーテと並ぶドイツ古典主義の代表者ともいわれています。
有名なのは賛歌『歓喜の歌』の詩でしょうか。
彼も多くの格言を残しています。
それでは。