今回は偉人らの格言とともに仕事上で必要な人間スキルを紹介します。
独立の気力なき者は必ず人に依頼す
人に依頼する者は必ず人を恐る
人を恐るる者は、必ず人にへつらう
福沢諭吉
1、リーダーシップ
これは明治初期に福沢諭吉が書いた「学問のすすめ」の一節です。
当時福沢は「欧米に教えを乞うあまりに、白人に諂うような国になりはしないか、まずは独立の気力をもち諂うことなく文明開化を進めるべきだ」という気持ちだったのではないでしょうか。
ゆえに、福沢は英語をそのまま受け入れることをせず、日本語に訳し多くの熟語を残しています。
独立心はリーダーシップにつながり、それがない人は、やはり仕事力も落ちる人が多いようです。
記者の眼 - 140年前の教え、「独立の気力なき者は必ず人に依頼す」を噛みしめる:ITpro
他人にあまり優しくすれば見下されるだろう
あまり厳しくすれば唾を吐きかけられるだろう
アヒカールの言葉
2、コミュニケーション能力
これは多くの中間管理職の方に覚えがあるのではないでしょうか。
他人との距離の取り方は、相手次第とはいえ間違うと上の言葉のようになります。
部下との付き合い方やリーダー論が数多く出版されているのを見るに悩んでる人が多いのでしょう。
コミュニケーション能力なしには部下とも上手く付き合えません。
コミュニケーションを取るだけでは意味がない! 部下から信頼されないダメ上司の特徴 | ビジネスジャーナル
賢い人は聞き
愚か者は語る
ソロモン(古代イスラエルの王)
3、傾聴力
やはりおしゃべりな人ほど軽く見られやすいというのはあります。
相手を尊重し、じっと相手の話を聞く人は、相手から一目おかれ尊敬される人が多いようです。
さらに聴く力というのは最近見直されています。
以上、ビジネスに必要な能力を格言とともに並べてみました。
自分はひとりで仕事をすることが多いのですが、それでも誰とも関わらずに済ますことは不可能です。
時には困った人が現れることもありますが、その時に上記の3つの格言がピタッとハマったので紹介してみました。
独立心をもち、他人との距離を読み、傾聴力を養うことで、ビジネス力、人間力アップにつながるのではないでしょうか。
それでは。