嫌な上司

社会や集団では仲良い人ばかりではなく、嫌な人苦手な人もいるのが当然です。

嫌な上司や苦手な先輩からの理不尽な攻撃に、逃げ場所もなくどう対処したらいいか頭を悩ます人も多いのではないでしょうか。

以下のポストセブンの記事では根性曲りとは正面から戦うのではなく”ちょい戦いちょい逃げ”を推奨していますが、本当にそうなのでしょうか。


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「自分が正しい」と思い込む攻撃者への対処法を精神科医解説
実際、精神科外来や企業のメンタルヘルス相談で話を聞くと、職場や家庭など身近に攻撃者が潜んでいるケースが実に多い。しかも、本人は心身に不調をきたすまで気付かないのです。“正義”を振りかざして罪悪感に訴えてきたり、偶然かワザとかわからないような陰湿な方法で追い詰めてきたり……中には味方のような顔をした「フレネミー(フレンドとエネミーの造語:友を装う敵)」もいるからです。

攻撃に対しては戦うか逃げるかですが、攻撃者が職場の上司だったりすると、どちらも現実的ではない。私は、間をとって「ちょっと戦う」「ちょっと逃げる」ことを提案します。できるだけ顔を合わせないようにするとか、飲みの誘いを丁重に断るとか、できることは意外と多い。言葉を真に受けずスルーするにも、攻撃に気付くかそうでないかで心的負担はずいぶん違います。心身に不調をきたすまで破壊されずにすむし、さらに弱い相手を攻撃せずにすむ。

「いつかは自分をわかってくれる」「やめてくれる日がくる」など、攻撃者に期待するのは間違い。現実と願望を混同してはいけません。理想や正義を掲げている人ほど注意が必要。自分が「絶対正しい」と思っている“根性曲がり”につけるクスリはないのです。

以上はポストセブンの記事中の精神科医がいう「自分が正しいと思い込む攻撃者」です。

自分は「根性曲り」だけでかたずけるのはちょっと違うと思いますが、みなさんはどう思いますか?

 

根性曲りではなくアイデンティティを守るため

攻撃者が正しいものでなければいけないのは「自分が正しくないとペナルティがある」と思い込んでるからではないでしょうか。
「独りよがりの正しさ」だとしても、それを無くすことで「自己」や「アイデンティティ」を喪失するという(ペナルティを受ける)強迫観念があり、
彼らにとってその「自分が正しい」を失うことは「自己を失う」と同意義なので、自分の間違いを、相手の正しさを認めきれず”理不尽な攻撃”をする、と。

それでは、なぜ彼らが自己を失うことを恐れるのかを考えること・・・、そこに解決の糸口があるのではないでしょうか。

 

他人からの嫉妬とどう戦いどう治めるか

一例ですが、先輩後輩・上司部下など上下関係があればそれはわかり易いと思います。

ある人は嫉妬から、ある人は追い抜かれるプレッシャーから、後輩や部下をいびり、蹴落とそうとする。

それは一見自分の立場(優位性)を守る為に見えます。

もしかしたら知人や家族間でもあることでしょうし、逆に部下や後輩がそうかもしれません。

人は何かしらのプライドを持っており、それを脅やかすものに嫉妬します。

相手が嫉妬するということは、おそらく自分にとっても大事なものなので、どうしても正面から戦うことになります。

それを解決するには、やはり恨みを買わないように上手くケンカをするしかないのです。

 

上手にケンカをしよう

避けることができないのなら戦うしかありません。
ただ、無計画・感情的にケンカをしてもデメリットしかありません。

上手くケンカするポイントは以下の3つ

・感情的にならず事務的に

・着地点をちゃんと決める

・不満と同じくらいに相手を褒める

やはり、自分が尊敬する某有名企業の社長もそうでしたが、トップに立つ人はケンカ上手な人が多いようです。

理不尽な正義を押し付ける人をただの捻くれモノと決めつけず、相手の芯を捉えれば必ずケンカに勝てるはずです。

 

それでは。