悪玉コレステロールが多いと動脈硬化性疾患になりやすいといわれています。
現在日本では、心筋梗塞や狭心症などを含む「心疾患」、脳梗塞を含む「脳血管疾患」を合わせると、約4人に1人が亡くなる原因となっています。
悪玉コレステロール、いわゆるLDL<low-density lipoprotein>が多いと高脂血症といわれ、食事改善を要求されます。
そこで、注意したいのがやはり、過去当サイトでも掲載したトランス脂肪酸です。
これはフライドポテトなどの揚げ物や、パイ生地、クッキー、クラッカー、マーガリン・ショートニングなどジャンクフードに多く含まれ、米国食品医薬品局(FDA)は(2013年11月)に段階的に禁止する方針を打ち出しました。
しかし、日本政府は、注視はしていますがまだ野放しの状態なので、我々はこれらをできるだけ口に入れないよう注意を払わなければいけないようです。
これで悪玉を減らし善玉を増やす!
中々悪玉コレステロールが減らない場合は、肝機能を強化させる食生活に変えることです。
肝機能を強化する食事・栄養素はタウリン・オメガ-3脂肪酸・オイレン酸が有名です。
タウリンは、カキ・イカ・ホタテなど魚介類に多く含まれます。
オメガ-3脂肪酸は脳の老化を防ぐ効果もあり、是非食生活に組み込むことがお勧めです。オメガ-3脂肪酸は鮭やイワシ、タラ、サバなどに多く含まれているとのことです。
椿油に多く含まれるオイレン酸は、血液中の善玉コレステロールを減少させずに悪玉コレステロールを減らす効果があるとされ、その食味性にも優れ、健康的にも優れ、皮膚からも吸収されやすいとされています。
他にも、食物繊維や植物油も効果的なので常に食事に取り入れましょう。
加えて、運動不足であれば善玉コレステロール(HDL)が少なくなる傾向があるので、適度な運動も必要です。
参考サイト:
【五島の椿油】今村製油所
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす食事・食品
悪玉コレステロールを改善する方法 [療養食・食事療法] All About
農林水産省/すぐにわかるトランス脂肪酸
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