藤原銀次郎は戦前の三井財閥の中心人物の一人で、富岡製糸場支配人から王子製紙（初代）の社長を務め「製紙王」といわ、その後貴族院議員に勅選。貴族院廃止まで在任し、米内内閣の商工大臣、東條内閣の国務大臣、小磯内閣の軍需大臣を歴任しました。

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小さなアイデアでも思いつきでも、何かに活かせないか？という考えを常にもつことも大切です。

 

今では子供に大人気の運動靴「瞬足」。

そのアイデアは「ある環境だけに注目したらどんなことが起こるだろう」という切り口です。

ときには、こんな切り口でものを考えてみることで、良いアイデアが生まれることもあります。

アキレスの子供用運動靴「瞬足」は小学校の運動会でリレーでコーナリングを失敗した子供をみたことが切っ掛け。

小学校のトラックは小さいのでコーナーの遠心力で転ぶ子供が多く、それならとシッカリ踏ん張れるように両足の左側にスパイクをつけ靴底のソールが左右非対称という運動靴が誕生。

ある「シュチュエ―ションだけを見据える」からこそ瞬足が生まれたのです。

 

小さな思いつき、大切にしましょう。

 

参考「ヒット商品研究所へようこそ！」講談社