
2月23日(日)西海町で武宮雄志氏(42歳)の事務所開きがあったそうだ。
長崎新聞によれば、今期限りでの引退を表明している杉澤泰彦市長が挨拶に立ち、武宮氏を『後継指名』していたことを明らかにしたそうだ。
そんなこと、今さら公言しなくても、誰でも知っている危ない話である。
民意を失くし逃げるように去って行く市長が『後継指名』するというのが、そもそも間違っている。何様のつもりだ。と、怒りを覚える今日この頃である。江島のタコ坊主は如何お過ごしでしょうか。

ふつう、後継指名するのは、杉澤市政で副市長とかして、市長を支えた市幹部とかなら、まだ理解できるし、人物次第では許容もできる。
それも杉澤市長が真っ当な市政運営をしていたという前提での話である。
ハッキリ言って、杉澤市政8年間は悪夢の西海市と酷評されている。そんな杉澤氏が後継指名とは勘違いも甚だしい。後継指名する方もする方だが、受ける方も受ける方だ。さすがはお寺の坊さん、市長の椅子を『お布施』と勘違いしているようである。
西海市は平成17年(2005)5月1日に5町(西海町・西彼町・大瀬戸町・大島町・崎戸町)が合併発足し、初代市長は山下純一郎氏(1期4年)、2代目市長が田中隆一氏(2期8年)そして3代目市長が杉澤泰彦氏だが、前の山下、田中両市長の12年間で前に進めて来た西海市を杉澤市長8年間で大きく後退させ、失われた8年とも評されていた。悪夢の杉澤西海市政だった。
しかも、杉澤氏が『後継指名』した武宮雄志氏は、司法書士で、お寺の息子であり、行政経験どころか議員経験もない、政治のド素人である。

素人の首長は長崎県知事の大石賢吾で懲り懲りである。

更にいえば、武宮氏は杉澤氏のパトロン的企業の福島建設(林田好信会長)の娘婿でもある。大石県政を作った谷川弥一的な古典的な政治手法である。
武宮氏は、2023年4月、反瀬川の杉澤市長、林田会長、山下前々市長、田中前市長の4氏に担がれ県議選に出馬し、今回の西海市長選挙にも出馬を表明している瀬川光之県議と県議選挙を戦い、善戦はしたが120票差で惜敗している。
議員として、車の免許でいえば、仮免に受かったくらいの政治経験である。
それが、いきなり西海市長である。
車の運転に例えれば、無免許の男に西海市民が乗ってる大型2種の西海号バスを運転させるような危険極まりない行為である。
命あっての物種、そんな危ないバスに乗れるもんか。バッカヤロ~、クワバラ、クワバラである。
上記の浜村隆、柏木世次ら反社会的勢力こそ、杉澤市長が江島に置いてきた忘れ物である。

市民が、ど真ん中。
西海市を取り戻す。
明日の笑顔を共に創りましょう。

『長崎県を壊した男たち』第43話(杉澤泰彦と危ない面々)その②
につづく。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
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